川崎市は、市内に住む30代の医師と50代の会社員の男性2人が新型コロナウイルスに感染したと新たに発表しました。
川崎市によりますと新たに感染が確認されたのは、多摩区の30代の医師の男性と宮前区の50代の会社員の男性です。
このうち30代の医師は今月1日に発熱し、6日検査を受けて感染が確認されました。
この医師は先月末まで『市立多摩病院』に勤務し、今月から、これまでに看護師ら3人の感染が確認されている、市内にある『聖マリアンナ医科大学病院』に勤務先が変わったということです。
川崎市は医師が市立多摩病院に勤務している時期に感染したと見ています。
医師は軽症で、新型コロナウイルスに感染した患者の対応には当たっていなかったということです。
また、50代の会社員の男性は先月27日に発熱などの症状が出て、今月4日に病院に運ばれ入院していましたが、6日感染が確認されました。
男性は肺炎などの症状があり重症で、都内の勤務先に、症状が出る前日の先月26日までマスクを着けて電車で通勤していました。
2人の感染経路は分かっていないということで、市は濃厚接触者の特定を進めるとともに、感染経路を詳しく調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB