神奈川県警の警察官と藤沢市に住む20代から50代の男女の合わせて8人が新たに新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。
神奈川県警によりますと、藤沢北警察署の警備課に勤務し、茅ヶ崎市に住む60代の男性警部補は、今月4日に受診した医療機関の勧めで検査を受け、7日感染が確認されました。現在、入院していて、人工呼吸器を装着し、症状は重篤だということです。
県警は同じ部屋で勤務していた複数の同僚を自宅待機としていますが、警察本部から応援の警察官を派遣していて、警察署の業務に支障はないということです。
また、藤沢市によりますと、市内に住む20代の男子学生、20代の会社員の男性3人、20代の飲食店従業員の女性、40代の自営業の男性、50代の介護職の男性の合わせて7人の感染も確認されました。7人はいずれも症状は軽いということです。
このうち20代の学生と会社員、それに50代の男性の3人は親子で、6日感染がわかった神奈川県警の非常勤職員の女性の家族だということです。
この男性は、症状がでた今月5日の朝まで勤務先の高齢者施設で働いていたということです。
これまでのところ、この施設の利用者らに体調の変化はありませんが、藤沢市は体調の観察を続けるとともに7人の濃厚接触者の特定や感染経路の確認を進めることにしています。
-- NHK NEWS WEB