熊本市は、南区に住む30代の男性が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。これで熊本県内で感染が確認された人は合わせて23人となりました。
新たに感染が確認されたのは、熊本市南区に住む30代の会社員の男性です。
市によりますと、この男性は、9日午前、発熱やせきの症状が出たため、市内の医療機関で検査した結果、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
男性はすでに市内の感染症指定医療機関に入院しており、会話や歩行ができる状態だということです。市によりますと、同居している家族には自宅待機してもらい、必要に応じて検査を行うことにしています。
この男性は、8日まで出勤していて、9日になって発熱などの症状が出たためみずから自家用車を運転して医療機関を受診したということです。
市は、この男性に過去1か月、海外渡航歴がなく、これまで感染者が確認された温浴施設や飲食店を利用していないため、行動歴を聞き取るなどして感染経路を調べています。
これで県内で感染が確認されたのは、合わせて23人となりました。
-- NHK NEWS WEB