東京都の小池知事が休業の要請に応じる中小企業に協力金を支給することを明らかにしたことについて、麻生副総理兼財務大臣は、持ち回り閣議のあとの記者会見で、「東京都は払うだけの資金を持っているのだろう。他の県でもそれをやれるのかという感じだ」と述べました。
また、事業者向けの支援について中小企業などに最大200万円の現金を給付するなど今回打ち出した対策で十分なのかと問われたのに対し、麻生大臣は「対策が十分か十分でないかは事業者によって違うので一概には答えられない」としたうえで、「給付金だけでなく金融機関による実質、無利子・無担保の融資や雇用調整助成金の拡充など色んな支援策を用意しているので、企業の実情に応じて適切な支援策を用いていただければと思う」と述べました。
-- NHK NEWS WEB