群馬県内では10日、新たに高崎市でも2人の感染が確認され、あわせて11人の感染が明らかになりました。このうち6人は9日、2人の感染者が確認された伊勢崎市の有料老人ホームの入所者と職員で、県はクラスターと呼ばれる感染者の集団が発生したとみています。
県によりますと、伊勢崎市にある有料老人ホーム「藤和の苑」では9日、入所者2人の感染が確認されたことを受けて、発熱の症状がある70代から90代の入所者の男性5人と、50代の女性職員のあわせて6人が検査を受けました。
その結果、いずれも感染が確認され、施設での感染者はあわせて8人になったということです。
さらに、発熱の症状がある入所者と職員が十数人いるということで、県は今後、残りの入所者と職員全員の検査を行うとともに、クラスターと呼ばれる感染者の集団が発生したとみて調べています。
このほか、伊勢崎市の50代の自営業の女性と、いずれも富岡市に住み、同じ会社に勤める40代と20代の男性、それに高崎市に住む50代の女性2人の感染が確認され、1日の人数としては最も多い合わせて11人となりました。
県内で感染が明らかになった人は44人となり、このうち1人が死亡しています。
-- NHK NEWS WEB