トラックメーカーのいすゞ自動車は、神奈川県藤沢市の工場で、新たに2人の従業員の新型コロナウイルスの感染が確認されたことから、今月17日まで工場の稼働を停止することを決めました。
いすゞ自動車によりますと今月10日、神奈川県藤沢市にある工場に勤務する30代と40代の男性従業員が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。
この工場では今月6日にも別の従業員が感染していて、感染の確認は合わせて3人になりました。
3人とも別の場所で働いていて、感染経路は分かっていないということです。
会社は、神奈川県が緊急事態宣言の対象になっていることも踏まえ、感染拡大を防ぐため工場の消毒作業行うことにし、13日から今月17日までの5日間、稼働を停止することを決めました。
生産を再開させる際は、マスクの着用や時差出勤など対策の徹底を進めるとしています。
政府の緊急事態宣言の対象地域でも、企業の多くは生産を続けていることもあって、感染を防ぐ対策の徹底が必要になっています。
-- NHK NEWS WEB