千葉市は、千葉県の女性職員を含む40代から70代の男女8人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。
千葉市によりますと、感染が確認されたのはいずれも千葉市に住む
▽40代の3人、
▽50代の1人、
▽60代の1人、
▽70代の3人の合わせて男女8人です。
このうち50代の女性は、千葉県香取市の香取合同庁舎に勤務する女性職員で今月10日に39度6分の発熱などがあったことから市内の医療機関を受診し、ウイルス検査を行った結果、14日、感染が確認されました。県や市によりますと女性は補助金を交付する業務を担当していますが、窓口業務などは行っていないということです。また発症後は出勤しておらず職場の同僚8人に症状は出ていませんが全員、14日から在宅勤務を行っており、職場などはすでに消毒したということです。県の職員の感染が確認されるのは初めてです。
また40代の男性会社員は県内の会社に勤務していますが今月11日に、同僚の感染がすでに確認されていてこの男性から感染した可能性が高いということです。市はほかの同僚についても濃厚接触者として健康観察を行っているということです。
さらに60代の男性会社員は、今月6日に発熱の症状が出てその後、4回、医療機関を受診しましたが症状が改善しないため、別の医療機関で検査を受けたところ感染がわかったということで、現在は市内の医療機関に入院し酸素吸入を行っているということです。
15日、感染が確認された8人のうち7人は、感染経路が分かっていません。また60代の男性会社員を除く7人については入院先を調整しているということです。
-- NHK NEWS WEB