熊本県内では15日、新たに男女2人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、熊本県内での感染確認は合わせて33人になりました。
新たに感染が確認されたのは、熊本市北区に住む60代のタクシー運転手の男性と、阿蘇保健所管内に住む60代の女性の2人です。
熊本市によりますとタクシー運転手の男性は、今月11日の夜からけん怠感があり、その後、症状が悪化してきょう検査したところ感染が確認されたということです。
男性は現在、感染症指定医療機関に入院し、酸素の投与を行っている状態だということです。
男性は今月11日に出勤し、タクシーに乗客1人を乗せていたということで、市は男性の行動歴や渡航歴を詳しく調べています。
また、熊本県によりますと60代の女性は14日、感染が確認された40代の会社役員の男性と同居する母親です。
この女性は、今月12日にせきや鼻水の症状が出て、15日、検査した結果、感染が確認されたということです。
現在の症状は軽症で、16日、県内の感染症指定医療機関に入院する予定です。
女性と同居する夫は陰性だということで、県は女性の行動履歴などについて詳しく調べています。
これで、熊本県内で感染が確認されたのは33人になりました。
-- NHK NEWS WEB