自動車メーカーのスズキは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で海外からの部品の調達が難しい状況が続いているとして、国内の工場での生産停止を一部、延長することになりました。
スズキは今月17日までの期間、国内にある工場の一部で生産を停止することを決めていましたが、海外からの部品の調達が難しい状況が続いているとして、停止期間を延長すると発表しました。
生産停止を延長するのは静岡県磐田市にある自動車工場と牧之原市にあるエンジンの工場で、期間は今月28日までです。
一方、浜松市と湖西市、掛川市の工場では部品の調達が可能なため稼働を再開する予定です。
スズキは海外からの部品調達が難しい状況は今後も続くとしていて、停止期間が長引けば取り引きがある地元の中小の部品メーカーにも影響が波及する可能性があります。
-- NHK NEWS WEB