富山市は、市内に住む小学生と中学生の合わせて2人が、新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。
富山市は16日午前、会見を開き、神明小学校に通う男子児童と西部中学校の女子生徒の合わせて2人が、新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。
2人は、いずれも今月11日に感染が確認された30代の会社員の男性の子どもだということです。
富山県内での感染確認は、これで63人となりました。
富山市教育委員会は16日、それぞれの学校の保護者に緊急安全メールなどで感染者が出たことを知らせるとともに、学校の安全が確認されるまでは児童生徒の受け入れを行わない方針を決めました。
一方、15日に新たに感染が確認された20代から80代の男女合わせて6人のうち、20代の保育士の女性は、すでに感染が確認されている保育士と同じ富山市の東山保育園に勤め、味覚障害などがありますが軽症だということです。
女性は今月1日以降、自宅待機となっていて濃厚接触者は家族1人だということです。
また、20代と40代の会社員2人は、今月12日に感染が確認された会社員の女性の家族で、市が2人の職場での濃厚接触者を調べています。
さらに80代の女性は、肺炎の症状が見られ指定医療機関に入院していて、濃厚接触者は家族3人だということです。
-- NHK NEWS WEB