長野県内の小中学生を含む男女6人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。県内の感染者はこれで45人となりました。
長野県によりますと、新たに感染が確認されたのは諏訪保健所管内に住む50代の会社員の男性、10代の男子中学生とその祖父の70代の男性、伊那保健所管内に住む50代の会社員の女性、それに東京から木曽保健所管内に帰省していた30代の女性とその息子で10歳未満の小学生の合わせて6人です。
いずれも16日までに感染が確認され、症状が重い人はいないということです。このうち諏訪保健所管内の50代の男性は今月8日と10日に感染が確認された男性2人の職場の同僚だということです。
また、諏訪保健所管内の10代の男子中学生とその祖父は、同じ敷地内にある別々の建物に暮らしていて、中学生の両親と祖父の妻の合わせて3人はすでに感染が確認されています。
家族の感染が確認されてから中学生は学校を休んでいて、県はほかの生徒などとの接触はなかったとしています。
伊那保健所管内の50代の女性は、今月12日に感染が確認された30代の男性と同じ職場で勤務していたということです。
木曽保健所管内に東京から帰省していた30代の女性と小学生の息子については、15日、女性の父親である60代の男性の感染が確認されていました。
県によりますと小学生は最近も通学していたということですが、当時の症状の有無やほかの児童などとの接触については調査中としています。長野県内の感染者はこれで45人となりました。
-- NHK NEWS WEB