大分県などは16日夜、民放の「大分放送」の70代の男性役員など合わせて4人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。「大分放送」ではこれまでに男性社員1人の感染が確認されていて、県などではほかの社員に感染が広がっていないか確認を急いでいます。
新型コロナウイルスへの感染が新たに確認されたのは、大分市に本社がある民放「大分放送」の役員で大分市に住む70代の男性など合わせて4人です。
大分県や大分市によりますと、この男性役員は今月13日に37度7分の発熱がありその後も症状が続いたことから、ウイルス検査を受けた結果、感染していることがわかったということです。
また、男性役員の家族の60代女性も感染が確認されました。男性役員は発熱した13日以降は出勤しておらず、ことしに入ってから県外には出ていないということです。
また、15日感染が確認された大分放送の50代の男性社員との接触はなかったということで、県や市では感染経路について調べるとともに、ほかの社員に感染が広がっていないか確認を急いでいます。
このほか16日は、いずれも大分市に住む40代の高齢者福祉施設の女性職員と50代の男性会社員の感染も確認され、これで県内の感染者は54人となりました。
-- NHK NEWS WEB