福島県によりますと、17日、いわき市と南相馬市で合わせて3人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認され、福島県内で感染が確認されたのは、52人となりました。いわき市は会見を開き、17日感染が確認された1人が勤務する市内の工場では、これまでに4人の感染が確認されていて、県内2例目の感染者の集団=クラスターが発生したとみられると明らかにしました。
感染が確認されたのは、いわき市の30代と40代の男性、南相馬市の50代の男性の合わせて3人です。
いわき市が記者会見をして明らかにしたところによりますと、17日感染が確認された2人のうち40代の男性は、今月14日以降、4人の感染が確認された、医薬品関連メーカー「エーピーアイコーポレーション」のいわき市内の工場に勤めているということです。
市は、県内で2例目となる、感染者の集団=クラスターが発生したとみて、状況を詳しく調べています。
もう1人の30代の男性は、仙台市で感染が確認された患者の濃厚接触者だということです。
一方、福島県によりますと、南相馬市の50代の男性は、16日感染が確認された南相馬市の看板製造会社の役員の男性の濃厚接触者だということです。
県によりますと、3人はいずれも症状は軽いということです。
福島県内で感染が確認されたのはこれで52人となりました。
これまでにこのうち8人が退院しています。
-- NHK NEWS WEB