長崎県佐世保市は、市内に住む30代の会社員の男性が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。長崎県内で感染が確認されたのは17人となりました。
佐世保市によりますと、この男性は今月9日、38度近い発熱や下痢の症状があり、医療機関を受診したものの、いったん熱は下がりました。
その後、再び38度台の発熱があって会社を休み、発熱に加えてせきなどの症状があったことから、16日、市の帰国者・接触者外来で検体を採取し、17日、陽性と確認されました。
男性は市内の感染症指定医療機関に入院し、現在も発熱が続き、息苦しさを訴えているということです。
佐世保市によりますと、男性に海外渡航歴はなく、先月23日から26日にかけては休暇で親戚とともに県内の実家に滞在し、先月27日から今月12日まで市内の会社に出社していたということです。
市は詳しい行動歴や、実家や会社での濃厚接触者の確認を急いでいます。
これで長崎県内で感染が確認されたのは17人となりました。
-- NHK NEWS WEB