緊急事態宣言が全国に拡大されたことを受けて、証券大手の「野村証券」「大和証券」「SMBC日興証券」は来週から店頭での対面の営業を休むことにしています。相談や問い合わせは電話やインターネットで応じることにしています。
野村証券は、本店と全国127の支店で来週20日から当面、対面での営業を休むことにしています。
大和証券は本店、全国113の支店、56の営業所を、SMBC日興証券は本店と全国140の支店を、それぞれ来週20日から当面、対面での営業を休むとしています。
このうちSMBC日興証券は、店に設置してあるATM=現金自動預け払い機も利用できなくなるということです。
緊急事態宣言が全国に拡大されたことを受けて、来店する顧客や従業員に感染が広がるのを防ぐための対応で、株式の取り引きや資産運用に関する相談は電話やインターネットで応じることにしています。
大手証券会社では緊急事態宣言が出されたあと、株式市場や債券市場に関わる取り引き部門では業務を継続していますが、各地の店では出勤する人の数をふだんより大幅に減らしているということです。
-- NHK NEWS WEB