千葉県は新型コロナウイルスへの感染が確認され、県内の医療機関に入院していた90歳以上の女性など2人が死亡したほか、新たに20人の感染が確認されたと発表しました。千葉県内でこれまでに発表された感染者は合わせて664人となりました。
千葉県によりますと、死亡した人のうち90歳以上の女性は、集団感染が発生した松戸市の介護老人保健施設「あきやまの郷」に入所していたということです。またもう1人も高齢だということですが、県は遺族との連絡が取れていないなどとして年齢や性別を明らかにしていません。千葉県内でこれまでに死亡した感染者は10人となりました。
また、新たに感染が確認されたのは
▽富里市に住む20代の男性
▽横芝光町に住む20代の看護師の女性と、30代の看護助手の男性
▽木更津市に住む80代の医師の男性
▽松戸市に住む20代の作業療法士の女性
▽いずれも市原市に住む20代の会社員の男性、30代の会社役員の男性、40代のアルバイトの女性と介護士の女性
▽市川市に住む80代の女性
▽酒々井町に住む20代のアルバイトの女性
▽八街市に住むいずれも40代の会社員の男性2人
▽佐倉市に住む50代の女性と70代の男性
▽白井市に住む50代の病院事務の女性、50代の自営業の男性、60代の女性、80代の女性
▽それに東庄町に住む70代の女性の合わせて20人です。
このうち横芝光町の2人は、すでに感染が確認されている30代の看護師が勤務する町立東陽病院の同僚だということですが、県は院内感染かどうかは分かっていないとしています。
松戸市の作業療法士の女性と市原市の介護士の女性、それに白井市の病院事務の女性は、それぞれ県内の医療機関で働き、発症した日に出勤していたということです。
また東庄町の女性は、集団感染が発生した障害者福祉施設・北総育成園に通所していた利用者の家族で、この施設に関連する感染者は合わせて118人となりました。
このほか18日は千葉市と船橋市、柏市で合わせて14人の感染が発表されました。千葉県内でこれまでに発表された感染者は合わせて664人となりました。
-- NHK NEWS WEB