群馬県伊勢崎市を流れる利根川で20日、4歳と2歳の男の子2人と、その伯父の36歳の男性が遺体で見つかり、警察は無理心中の疑いもあるとみて調べています。
警察によりますと19日午後3時半ごろ、玉村町に住む会社員の男性から「同じ町内の実家に預けていた息子2人と、実家に住んでいる兄の行方が分からない」と通報がありました。
警察は50人の態勢で3人の行方を探していましたが、20日午前10時ごろヘリコプターによる上空からの捜索で、実家からおよそ1キロ下流にあたる伊勢崎市東上之宮町の利根川に人が沈んでいるのを見つけ、3人を引きあげました。
3人はすでに死亡していて、行方が分からなくなっていた4歳と2歳の男の子と、その伯父の36歳の会社員の男性と確認されたということです。
警察によりますと実家近くの川岸に子どもと大人のものとみられる3人の足跡が見つかったほか、いずれも目立った外傷はないということです。
警察は無理心中の疑いもあるとみて詳しい状況などを調べています。
-- NHK NEWS WEB