松山市の20代の会社員の女性が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。この女性は入居者や職員の感染が相次いでいる松山市の高齢者住宅を運営している会社の社員で、愛媛県内での感染はこれで46人となりました。
新たに感染が確認されたのは、松山市に住む20代の会社員の女性です。愛媛県によりますと、この女性は入居者や職員の感染が相次いでいるサービス付きの高齢者住宅に勤務していて、今月3日の検査では陰性でした。
しかし入居者や同僚の感染が相次ぐ中、2週間の自宅待機や健康観察を終えて職場復帰するにあたって検査を受けたところ、19日、感染が確認されたということです。
女性はすでに入院していて症状はないということですが、県や松山市は同居する家族3人を濃厚接触者として自宅待機を求め、健康観察を行うことにしています。
20代の感染が18日に続き19日も確認されたことについて中村知事は「若い人は感染しても発症しないケースがあり、気付かないうちに人にうつしてしまうおそれがあるので、感染対策を徹底してほしい」と呼びかけました。
愛媛県内で感染が確認されたのは、これで46人となりました。
-- NHK NEWS WEB