新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため日産自動車は今月27日から来月1日までの5日間、横浜市の本社などで働くおよそ1万5000人を対象に、原則で臨時休業とすることを決めました。
発表によりますと日産は今月27日から来月1日までの5日間、横浜市の本社のほか、厚木市や栃木県上三川町にある技術開発拠点などを原則、臨時休業とします。その後は、会社があらかじめ決めている大型連休に入り、来月11日に業務を再開するということです。
これらの拠点で働くおよそ1万5000人の従業員が対象で工場は対象とせず、予定どおりの生産を続けるとしています。
日産はこれまでも在宅勤務などの取り組みを進めてきましたが、より人数を絞って業務を行い、地域全体での感染防止につなげたいとしています。
国内の大手メーカーでは東芝が20日から来月6日まで国内のすべての拠点を原則、休業としているほか、キヤノンも東京の本社などで臨時休業としていて、感染拡大を防ぐための対応が広がっています。
-- NHK NEWS WEB