三重県は、埼玉県から菰野町内の実家に帰省していた40代の会社員の男性が新型コロナウイルスに新たに感染していることが確認されたと発表しました。三重県内での感染確認は40人となり、この1週間で倍増しています。
感染が確認されたのは埼玉県に住む40代の会社員男性です。
三重県によりますと男性は今月13日、38度5分の熱や下痢や吐き気、だるさなどの症状が出たあと、症状が続いたことから、三重県内の医療機関で診察を受け、検査の結果、21日に新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
男性は東京の職場で働いていましたが今月1日から在宅勤務になり、今月4日から菰野町の実家にマイカーで帰省したということです。
このため三重県は男性が埼玉や東京で感染した可能性が高いとみています。
鈴木知事は「こうした事例が続くのは呼びかけが弱いからだと思う。感染拡大を止めるために大変重要な時期なので、お住まいの地域で出ている行動自粛の呼びかけを守ってほしいし、踏みとどまって帰省しないでほしい」と改めて呼びかけました。
三重県内での感染確認は合わせて40人で、この1週間で倍増しています。
-- NHK NEWS WEB