長野県の北信保健所管内に住む20代の女性2人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。これまでに3人の感染が確認されていた家族と食事会をしていた人だということで、県は感染者の集団=クラスターが発生したとしています。
長野県によりますと、新たに感染が確認されたのは北信保健所管内に住む20代の会社員の女性2人です。
2人は会社の同僚で、同居していて1人は今月11日に鼻水が、もう1人は今月12日にのどの痛みなどが、あったということです。
今月19日に感染が確認された北信保健所管内に住む20代の女性の接触者として検査を行ったところ、22日、陽性が確認されたということです。
現在は感染症の指定医療機関に入院しているということで、のどに違和感がある程度だということです。
2人は、19日までに3人の感染が確認された家族の自宅で今月8日、合わせて7人で食事会をしていたということです。
この家族のうち20代の兄弟2人が東京から帰省していたということで、この兄弟から感染が広がり、感染者の集団が発生したとしています。
ただ、今の時点で不特定多数への感染が疑われるものではないとしています。
長野県内でクラスターが確認されたのは初めてです。
-- NHK NEWS WEB