シャープは21日、自社のネット通販サイトでマスクの販売を始めましたが、アクセスが集中して利用者が購入できない事態が起きました。このためアクセスを分散するために、販売方法を先着順から抽せん方式に切り替え、今月27日に改めて申し込みを受け付けることになりました。
シャープはみずから生産した1箱50枚入りのマスクの販売を21日からネット通販サイトで始めましたが、先着順の販売にしたためアクセスが殺到してサイトがつながりにくくなり、利用者が購入できない事態が起きました。
このため会社は、販売を見合わせて対応を検討し、アクセスを分散させるために販売方法を抽せん方式に切り替えて、今月27日に改めて申し込みを受け付けることを決めました。今回、販売するのは3万箱で、1人1箱にかぎります。
申し込みの翌日の28日に抽せんを行い、購入できる人にメールで連絡するということです。
シャープは、マスクの品薄状態の解消につなげようと、先月から液晶ディスプレーを生産している三重県多気町の工場でマスクの生産を続けています。
-- NHK NEWS WEB