役員や従業員が新型コロナウイルスに感染した福島県南相馬市の会社で、新たに従業員2人の感染が確認されました。福島県は県内4例目の感染者の集団、クラスターが発生したとみています。
福島県は25日午後7時から記者会見を開き、県内で25日新たに2人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
2人はいずれも南相馬市の看板製造会社「原町サイン」の従業員で、このうち市内の60代の男性は今月21日から軽い体のだるさが続き、25日、検査の結果、感染が確認されました。
もう1人の市内の20代の男性は、今月20日に発熱などの症状が出始め、25日感染が確認されました。
2人とも症状は軽く、医療機関に入院する予定です。
この会社では、今月16日以降、役員や従業員の感染が確認されていて、この会社に関係する感染者は合わせて6人となり、福島県は県内4例目のクラスターが発生したとみています。
福島県で感染が確認されたのはこれで68人となりました。
このうち19人が退院しています。
-- NHK NEWS WEB