新型コロナウイルスの感染拡大にともなう休業要請に応じなかったとして、大阪府が店名を公表した6つのパチンコ店のうち3つの店は26日も営業を続けていて、府では引き続き休業要請への協力を求めていくことにしています。
大阪府は24日、府の休業要請に応じなかったとして6つのパチンコ店の名前を公表しました。
このうち、堺市内の3つの店ではその後も営業が続いていて、このうちの1つの店では26日も開店前の午前9時すぎから大勢の利用客が整理券をもらうために行列を作っていました。
利用客の男性は「趣味まで押さえ込まれるとストレスにもなる。頻度は減らしているし、やめるつもりはない」と話していました。
一方、パチンコ店の近くに住む男性は「感染するリスクも高くなるしやめてほしい」と話していました。
店を運営する会社は、店名が公表された時点で「休業したくてもできない窮状にある」などとコメントしています。
大阪府は「引き続き休業要請への協力を求めていく。法に定めるさまざまな措置を活用して感染拡大防止に努める」としています。
一方、同じく店名が公表された大阪市内と枚方市内の合わせて3つの店は休業が確認されたとして、大阪府はウェブサイトから店名を削除したと発表しています。
-- NHK NEWS WEB