新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、与野党が対決する構図となった衆議院静岡4区の補欠選挙は26日、投票が行われています。午後6時現在の投票率は21.38%で、3年前の衆議院選挙に比べておよそ12ポイント低くなっています。
衆議院静岡4区の補欠選挙に立候補しているのは、届け出順に、
▽無所属の新人で、元会社役員の山口賢三氏(72)、
▽無所属の新人で立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党が推薦する元東京都議会議員の田中健氏(42)、
▽自民党の新人で公明党が推薦する、元静岡県議会議員の深澤陽一氏(43)、
▽NHKから国民を守る党の新人で元東京・江戸川区議会議員の田中健氏(54)の4人です。
静岡県選挙管理委員会によりますと、午後6時現在の投票率は21.38%で、3年前の衆議院選挙に比べて12.08ポイント低くなっています。
一方、25日までに有権者のおよそ10%にあたる3万1917人が期日前投票を済ませています。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、与野党が対決する構図となった今回の補欠選挙では政府の対応への評価などをめぐり論戦が行われましたが、各陣営とも集会の開催を控えるなど異例の選挙戦となりました。
また、投票所では、消毒液の設置や鉛筆などの消毒、それに投票所の換気などの感染防止対策が講じられています。
投票は午後8時までに締め切られ、午後9時すぎから開票が始まることになっています。
-- NHK NEWS WEB