千葉県は、新型コロナウイルスへの感染が確認されていた高齢者施設の入所者など、50代から90歳以上の男女4人が死亡したと発表しました。また県内で新たに2人の感染が確認されたと発表しました。
千葉県によりますと、死亡した4人のうち50代の男性は、先月下旬に発熱しウイルス検査をした結果感染が確認されたため、医療機関に入院して酸素吸入などの治療を受けていましたが、25日、亡くなったということです。男性は呼吸器系に基礎疾患があったということです。
また、亡くなった80代から90歳以上の女性3人は、いずれも高齢者の施設に入所しており、このうち2人は今月中旬に発熱などの症状が出ました。もう1人は、その時点では症状はありませんでしたが、いずれも検査で感染が確認され施設の中で治療を受けていたということですが、24日から25日にかけて亡くなったということです。千葉県は、遺族の強い意向があるとして施設名は明らかにしていません。
千葉県内でこれまでに死亡した感染者は、26人となりました。
また、新たに感染が確認されたのは、松戸市に住む40代の会社員の男性と習志野市に住む60代の会社員の男性の合わせて2人で、いずれも感染経路は分かっておらず、医療機関に入院して治療を受けているということです。
千葉県内でこれまでに発表された感染者は、合わせて806人となりました。
-- NHK NEWS WEB