25日、横浜市で物件を案内していた不動産関連会社の23歳の女性を包丁で刺して大けがをさせたなどとして客の男が逮捕された事件で、男が女性と物件に入ったあと10分ほどで1人で出てくる様子が、近くの防犯カメラに映っていたことが分かり、警察は、男が案内されてすぐに襲ったとみて調べています。
25日夕方、横浜市旭区で不動産関連の会社に勤める23歳の女性が、アパートの物件を案内中に胸などを刺されて大けがをし、26日、客で住所不定、無職の西山優希容疑者(24)が女性を包丁で刺したうえ現金の入ったバッグを奪ったとして、強盗殺人未遂の疑いで逮捕されました。
警察によりますと容疑を認め「殺害して金などを奪おうと思っていた。アパートの部屋を借りるつもりはなかった」と供述しているということで、その後の調べで、女性と一緒に物件に入った西山容疑者が10分ほどで1人で出てくる様子が、近くの防犯カメラに映っていたことが警察への取材で分かりました。
女性は「室内で男に刺された」と説明していて、警察は案内された部屋に入ってすぐに女性を襲ったとみて、詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB