新型コロナウイルスの集団感染で本庁舎が閉鎖となった大津市役所では、27日から支所だけで業務が行われ、市民が次々と訪れています。
大津市役所では、職員11人の集団感染が確認された本庁舎を25日から来月6日までの12日間、全面的に閉鎖することになり、およそ1200人の職員を自宅待機させています。
この間の平日の4日間、市内の36の支所では通常業務が行われることになっていて、JR大津駅近くの逢坂支所では、27日、市民が次々と窓口を訪れました。
例年、この時期は企業の異動の時期と重なり、住民票の手続きなどで混雑するということで、支所では換気のために入り口の自動ドアを開けたままにしたり、ふだんは使っていない部屋を待合室にしたりして、密閉や密集にならないよう対策をとっていました。
逢坂支所の岡田義広支所長は「感染の拡大を防ぐため、不要不急の場合はできるだけ本庁舎が再開した時に利用してもらいたい。ただ、どうしても手続きが必要な方々もいると思うので、対策をしっかり取っていきたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB