川崎市と神奈川県は27日、新型コロナウイルスへの感染が確認されていた川崎市に住む80代の男性が死亡したほか、神奈川県大和市の市立病院の看護師など合わせて4人の感染が新たに確認されたと発表しました。
川崎市によりますと、死亡したのは今月15日に感染が確認された80代の男性で、発熱などの症状のほか、持病もあったため翌16日から市内の医療機関に入院していましたが、26日死亡したということです。
また、川崎市が市内に住む50代と60代の会社員の男性2人の感染を発表したほか、県も大和市の大和市立病院に勤務する看護助手と看護師の女性2人が新たに感染したことを発表しました。
県によりますと、大和市立病院ではこれまでに医師や看護師5人の感染が確認されていますが、それぞれの感染者の接触が確認されていないことから、クラスターは発生していないとしています。
27日、新たに感染が分かった2人に症状はないということです。
NHKのまとめでは、神奈川県内で発表された感染者はこれで958人となり、このうち27人が死亡しています。
-- NHK NEWS WEB