新型コロナウイルスの感染の広がりを防ぐため、沖縄県が渡航を自粛するよう呼びかける中、大型連休の期間中に県外から沖縄を訪れる人は1万8000人余りに上ることがNHKの調べで分かりました。
沖縄県では、県外から訪れた人がきっかけとなって、新型コロナウイルスの感染が広がるケースが相次いでいることを受け、沖縄への渡航を自粛するよう呼びかけています。
NHKが29日から来月6日までの大型連休中の航空各社の予約状況を調べたところ、県外から沖縄を訪れる人は1万8000人余りに上ることが分かりました。
一方、県が自粛を呼びかけていることもあり、減便や予約のキャンセルが相次いでいて、大手航空会社によりますと、この1週間ほどで3割から4割ほどの予約が減っているということです。
県は、沖縄を訪れた人に観光地など人が集まる場所には行かないよう呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB