沖縄県は新型コロナウイルスへの感染が確認されていた70代の男性が死亡したと発表し、県内での感染者の死亡は5人となりました。また、沖縄を訪れている東京の50代の男性の感染が新たに確認され、県内での感染確認は142人となりました。
沖縄県の玉城知事は30日午後、記者会見を開き、新型コロナウイルスへの感染が確認されていた中部保健所管内に住む70代の男性が29日、死亡したと発表しました。
男性は今月12日に感染が確認され、医療機関に入院して治療を受けていました。
家庭内で感染したとみられ、高血圧の基礎疾患があったということです。
これで県内での感染者の死亡は5人となりました。
また、玉城知事は東京から仕事で訪れていた50代の会社員の男性の感染が新たに確認されたことを明らかにしました。
男性は重症ではないということです。
県内での感染確認は142人となりました。
この大型連休中、沖縄県内の空港などでは県外から訪れた観光客の姿が見られ、医療体制が整っていない離島の自治体などから感染拡大に対する懸念の声があがっています。
玉城知事は「まだ来沖を考えているかたが少なくないので、いまは沖縄に来る計画をおやめいただきたい」と訴えていました。
-- NHK NEWS WEB