千葉県は、新型コロナウイルスへの感染が確認されていた80代と90歳以上の男女2人が死亡し、30~80代の男女6人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。千葉県内で亡くなった感染者は34人となりました。
千葉県によりますと、死亡したのは80代の男性と90歳以上の女性です。
80代の男性は先月中旬に発熱があり、入院して治療を続けてきましたが、1日午前亡くなったということです。
90歳以上の女性は県内の高齢者施設に入所し、先月中旬に発熱し、施設の中で治療を受けていましたが1日昼前に亡くなったということです。
1日新たに感染が確認されたのは
▽習志野市と流山市に住むいずれも40代の会社員の男性2人、
▽都内に住む30代の会社員の男性、
▽集団感染が確認されている市川市の介護老人保健施設「市川ゆうゆう」に入所する80代の女性2人、
▽同じく集団感染があった松戸市の「千葉西総合病院」に入院する80代の女性の、合わせて6人です。
このうち「市川ゆうゆう」に入所していた1人は先月に2回、またもう1人も1回、ウイルス検査を受けいずれも陰性でしたが、その後再び発熱したため改めて検査した結果、感染が確認されたということです。
また「千葉西総合病院」に入院している女性は別の病気で治療中でしたが、発熱やけん怠感があり検査をしたところ感染がわかったということです。
1日、県内のほかの自治体では感染者の発表はなく、県内の1日の感染者の数は6日連続で10人未満となっています。
これで県内でこれまでに発表された感染者は841人となりました。
-- NHK NEWS WEB