緊急事態宣言の延長によってさらなる休業を余儀なくされる企業が増えると予想されることから、厚生労働省は、連休期間中も雇用を維持するための助成金の申請などを受け付けることにしています。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、厚生労働省は、雇用を維持するための助成制度、雇用調整助成金を段階的に拡充し、企業に雇用の維持を呼びかけています。
助成金の申請件数は制度の拡充を始めたことし2月半ば以降、およそ3500件に上り、緊急事態宣言の延長によってさらなる休業を余儀なくされる企業からの申請が一層増えると予想されることから、厚生労働省は連休期間中も全国の労働局やハローワークおよそ500か所を開所し、助成金の相談や申請を受け付けることにしました。
また、助成金に関するコールセンターや、全国の労働局に設置している特別労働相談窓口も、連休中、引き続き電話での相談に応じるということです。
厚生労働省は「休業の長期化し経営難に直面している企業は、連休中も相談に応じるので制度を活用して雇用を維持してほしい」と呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB