大手デパートの高島屋は、食品売り場のみで営業している群馬県と岡山市の店舗について来週の11日からほかの売り場の営業を再開すると発表しました。
高島屋は、群馬県高崎市の「高崎高島屋」と岡山市の「岡山高島屋」を、来週の11日から、化粧品など一部の売り場を除き時間を短縮して営業を再開します。
会社は緊急事態宣言が出て以降、これまでに全国16のデパートで、食品売り場以外を臨時休業していました。
休業した店舗の営業再開を決めたのは今回が初めてです。
再開の理由については、店舗がある2県が特定警戒都道府県に含まれていないことや、混雑時の入店制限や消毒の徹底などで対策を十分にとることができると判断したと説明しています。
デパートでは、そごう・西武が特定警戒都道府県以外にある5つの店舗を自治体の方針を踏まえて再開することを検討しているほか、東急百貨店も渋谷区の本店の食品売り場の営業を決めるなど再開を模索する動きが出始めています。
-- NHK NEWS WEB