ヤマト運輸が先月取り扱った宅配便の数は、外出の自粛を背景にネット通販などの利用が増えたことなどから、去年の同じ月と比べて13%余り増えました。
ヤマト運輸によりますと、先月取り扱った宅配便の数は1億5599万個余りで、去年の同じ月と比べて13.2%増えました。
増加幅は、ことし3月の3.9%からさらに拡大していて、会社では外出の自粛を背景にネット通販や個人宛の荷物の需要が増えたことが要因だとしています。
ヤマト運輸では、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って電話による当日の再配達の受け付けを通常よりも1時間短縮して午後6時までとしているほか、コールセンターで問い合わせを受け付ける時間も短縮し、午後8時までとする対応を取っています。
また、会社では東京や大阪などの「特定警戒都道府県」を中心に荷物の配達に遅れが出る場合もあるとしていて、ホームページなどで最新情報を確認するよう呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB