26日開催される国内最大規模のマラソンレース、東京マラソン。ことしからゴール地点が大会関係者以外の利用も多い東京駅前となり、警視庁などは3年後の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、テロ対策などへの警備を強化しています。
今回もおよそ3万6000人が参加する東京マラソン。警視庁などは、3年後の東京オリンピック・パラリンピックを見据えて取り組んでいるテロ対策の実践の場と位置づけ警備を強化して臨みます。
このうちスタート地点の東京都庁前では、警備犬を出動させ、爆発物などの不審物の捜索を徹底するほか、出場するランナーの手荷物検査も厳重に行われます。
また、レース中は、ランナーと一緒に走りながら警戒する警察官、「ランニングポリス」が装着するカメラから送られる映像や音声をチェックするなどして不審な動きがないか確認していきます。
さらに、今回の大会からゴール地点となる東京駅前では、大会関係者のほか一般の利用者も多いことから例年より警察官を増強するほか、カメラが付いた大手警備会社のバルーンを使用し、上空からも警戒に当たる予定です。
26日は、レースに伴って長時間、通行止めとなる道路もあり、警視庁は、コースの近くに向かう場合はホームページにある交通規制情報などを確認するよう呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB