神奈川県と川崎市などは新型コロナウイルスに感染していた90代の男性が死亡したほか、7人が新たに感染したと発表しました。
神奈川県によりますと、集団感染が起きている小田原市立病院に入院していた90代の男性が14日、死亡したということです。
男性は今月12日に感染が確認されていました。
また、20代から50代の女性3人の感染が新たに確認され、このうち40代の女性は小田原市立病院の看護師だということです。
小田原市立病院では集団感染が起きていて、感染者はこれで30人となりました。
一方、川崎市によりますと市内のグループホームに入居している80代と90代の女性3人の感染が新たに確認され、80代の女性は軽症で、90代の2人は中等症だということです。
このグループホームでは入居者2人の感染がこれまでにわかっているほか、濃厚接触者の施設のスタッフ2人にも熱などの症状が出ていて、市は施設内で集団感染が起きている可能性があるとして調査を進めています。
このほか横須賀市によりますと、市内に住む会社員の40代の男性の感染が新たに確認されたということです。
男性は13日まで都内の勤務先に車で通勤し、働いていたということです。
NHKのまとめでは神奈川県内で発表された感染者は、これで1240人となり、このうち64人が死亡しています。
-- NHK NEWS WEB