39の県で緊急事態宣言が解除されたことなどを受けて、大丸と松坂屋、それに三越伊勢丹が多くの店舗で、16日以降の営業再開を決めるなど、大手デパートで営業を再開する動きが広がっています。
このうち、大丸や松坂屋を傘下に持つJ.フロント リテイリングは、緊急事態宣言や自治体からの休業要請の解除を踏まえて、
▽大丸心斎橋店、
▽大丸梅田店、
▽大丸京都店、
▽大丸神戸店、
▽大丸須磨店、
▽大丸芦屋店、
▽大丸福岡天神店、
▽松坂屋名古屋店、
▽松坂屋豊田店、
▽松坂屋高槻店を今月19日から平日のみ営業を再開します。
東京と北海道の3店舗は引き続き平日のみ、食品フロアでの営業を継続します。
三越伊勢丹は一部の食品フロアを除いてすべて休業していますが、緊急事態宣言が解除された39の県にある多くの店舗の営業を16日以降、再開します。
このうち、16日から再開するのは、
▽仙台三越、
▽福岡三越、
▽岩田屋本店、
▽岩田屋久留米店で、
今月17日からは
▽名古屋三越栄店、
▽名古屋三越星ヶ丘店で営業を再開します。
さらに今月18日からは
▽新潟伊勢丹、
▽静岡伊勢丹、
▽高松三越、
▽広島三越で営業を再開します。
このほか、松山三越についても営業を再開する方向で検討を進めていて、再開にあたっては入り口で体温を測定し、37度5分以上の人やマスクを着用していない人は入店を断るほか、売り場に透明なシートを設置するなどの対策を取るということです。
一方、緊急事態宣言が継続されている8の都道府県の店舗については、引き続き一部の食品フロアを除き休業します。
このほか、高島屋も16日、高島屋岐阜店の営業を再開するなど、大手デパートの間で宣言が解除された県にある店舗の営業を再開する動きが広がっています。
-- NHK NEWS WEB