先月、横浜市で物件を案内をしていた不動産関連会社の女性を包丁で刺して大けがをさせたなどとして逮捕された25歳の無職の男が、この事件の前にも別の女性を刃物のようなもので脅して現金を奪おうとしたなどとして、強盗傷害の疑いで再逮捕されました。
再逮捕されたのは住所不定無職の西山優希容疑者(25)で、警察によりますと、先月25日の午前0時半ごろ、横浜市で帰宅途中だった24歳の女性を刃物のようなもので「殺すぞ」などと脅し、路上に押し倒して頭に軽いけがをさせたうえ、現金を奪おうとしたとして強盗傷害の疑いが持たれています。
近くを通りかかった男性が叫び声を聞いて近づいたところ、何も奪わず逃げたということです。
西山容疑者はこの日の夕方に横浜市旭区でアパートの物件を案内していた不動産関連会社の23歳女性の背中を包丁で刺して大けがをさせ、現金数千円が入ったバッグなどを奪ったとして、強盗殺人未遂の疑いで逮捕されていました。
これまでの調べに対し「新型コロナウイルスの影響で、働いていた大阪の風俗店で仕事ができなくなった」と供述していて、さらに再逮捕された容疑についても認めたうえで「当初は20万円以上所持金があったが、ほとんどを使って金がなくなった」と供述しているということです。
-- NHK NEWS WEB