ソフトバンクグループは、中国のネット通販最大手、アリババグループの創業者、ジャック・マー氏が来月、取締役を退任する人事を決めました。本人の意向だということです。
発表によりますと、ソフトバンクグループは、来月25日に開く予定の株主総会をもって、アリババグループの創業者、ジャック・マー氏(55)が取締役を退任する人事を決めました。
マー氏は、去年9月にアリババグループの会長を退任し、現在は慈善活動などに携わっているということで、退任は本人の意向だとしています。
ソフトバンクグループは、アリババグループに対して1999年の創業まもないころから出資していて、マー氏は、孫正義社長とも親交が深く、2007年からソフトバンクグループの取締役を務めていました。
来月の株主総会では、新たに後藤芳光専務が取締役に就任するほか、アメリカの投資会社の創業者らが社外取締役に就任する人事を諮ることにしています。
-- NHK NEWS WEB