競泳の池江璃花子選手が自身のSNSを更新してウイッグを外した姿の写真を初めて公開し「今のありのままの自分を見てもらいたい。このメッセージが誰かにとって小さな希望になればうれしいです」とつづりました。
去年白血病を公表した池江選手は、およそ10か月にわたる入院生活を乗り越えて病院を退院し、競技への復帰を目指してトレーニングを再開しています。
池江選手は18日に自身のSNSを更新し、治療による副作用の影響で髪が伸びきっていないなか、ウイッグを外した姿の写真を初めて公開しました。
池江選手はウイッグをつけた状態での写真も合わせて投稿したうえで「今のありのままの自分を見てもらいたい。現在世界中が不安でつらい日々を送っているなか、このメッセージがアスリートの仲間にとっても、同じように苦難と戦っている誰かにとっても、小さな希望になればうれしいです」とつづりました。
また、池江選手のスポンサー企業がウイッグを外した池江選手の動画を公表し、この中で池江選手は「髪の毛がないことは恥ずかしいことではないし、自分自身の今のこの髪の毛、この自分自身に誇りを持っている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB