サッカー、Jリーグの全試合の配信を今シーズンから始めたイギリスの動画配信会社のサービス「DAZN」で、開幕戦から映像が配信されないなどのトラブルが相次ぎ、配信会社は、システムの不具合が原因だとしています。
Jリーグの放映権は、イギリスの動画配信会社のパフォームグループが、今シーズンから10年分を総額2100億円で獲得し、「DAZN」と呼ばれるサービスを通じて、J1からJ3までのリーグ戦、全試合を放送します。
しかし、パフォームグループによりますと、開幕戦の一部が行われた26日は、試合が始まっても映像が配信されなかったり、終了後の見逃し配信サービスが利用できなかったりといったトラブルが相次ぎました。
このうち、J1のガンバ大阪対ヴァンフォーレ甲府、それにJ2の愛媛FC対ツエーゲン金沢の開幕戦は、いずれも試合の開始から終了まで事前に決めていたチャンネルで配信できず、試合終了後に、JリーグがYou Tubeの公式チャンネルで録画を配信する対応をとりました。
これらのトラブルは、映像を配信するシステムの不具合が原因だということで、パフォームグループは「お客様に多大なご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます。再びこのようなことがないよう努めてまいります」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB