ことし7月の電気とガスの料金は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で燃料となる原油などの輸入価格が下落したことから、大手の電力会社10社とガス会社4社のすべてが値下げすることになりました。
大手電力会社によりますと、ことし7月の電気料金は10社すべてが値下げします。
これは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、火力発電の燃料となる原油の輸入価格が下がったことなどによるものです。
前の月と比べた値下げ幅は、使用量が平均的な家庭で、
▼沖縄電力が156円、
▼北海道電力が154円、
▼東京電力と四国電力が86円、
▼北陸電力と中国電力が75円となっています。
また、
▼東北電力が52円、
▼中部電力が16円、
▼九州電力が15円、
▼関西電力が13円の値下げです。
ガス料金も、都市ガスに一部含まれる液化石油ガスの輸入価格が下落したことから大手の4社すべてで値下げとなり、値下げ幅は
▼東京ガスと大阪ガスで8円、
▼西部ガスで6円、
▼東邦ガスで5円です。
電気とガスの料金を大手14社すべてが値下げするのは、ことし6月分に続いて2か月連続となります。
-- NHK NEWS WEB