27日のニューヨーク株式市場は、前日に続いて大きく値上がりし、ダウ平均株価は、2か月半ぶりに2万5000ドルを回復しました。投資家の間には経済活動の再開を受け、景気の先行きに対する期待が広がっています。
27日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて553ドル16セント高い、2万5548ドル27セントでした。
ダウ平均株価は前日と合わせて1000ドル以上の大幅な値上がりで、終値として、ことし3月10日以来、2か月半ぶりに2万5000ドルを回復しました。
投資家の間では経済活動の再開を受け、景気の先行きに対する期待が広がっています。
この日は金融関連株のほか、人員削減を発表したボーイング、それにことし7月11日からフロリダ州のテーマパークを再開する方針を発表した娯楽大手のウォルト・ディズニーも値上がりしました。
また、主要な500社あまりの株価で算出される「S&P500」の株価指数も、ことし3月5日以来、3000ポイントを超えました。
ニューヨーク株式市場の主な株価指数は、3月末まで急激に下落しましたが、その後は、回復傾向が続いています。
-- NHK NEWS WEB