千葉県は県内に住む未就学児が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。また、いったんは陰性と判定されていた40代の男性が再び陽性と判定されたことも分かりました。
千葉県によりますと、新たに感染が確認されたのは、県内に住む10歳未満の未就学児です。感染者に濃厚接触していたことから検査した結果、陽性だったということで、症状は出ていないということです。県は家族の同意が得られなかったとして、住んでいる自治体などは明らかにしていません。
千葉県内で確認された感染者は、これで901人となっています。
一方、再び陽性と判定されたのは、40代の会社員の男性で、いったん感染が確認されたあと、4月24日と25日の検査では、いずれも陰性と判定されたということです。
しかし、28日になって38度の発熱とのどの痛みの症状が出たため、改めて検査を受けた結果、陽性だったということです。現在は熱は37度ほどで症状は軽く、入院して治療を受けています。
担当の医師は、体内にウイルスが潜んだまま感染が持続し、再び症状が現れる「再燃」が起きた可能性が高いとみているということで、県は新たな感染者としては計上していません。
県内でいったん陰性となった人が再び陽性となったのは今回が3例目です。
-- NHK NEWS WEB