週明け27日のニューヨーク株式市場は、アメリカのトランプ大統領が国防費を増やす方針を明らかにし関連の銘柄に買い注文が出たことなどから、ダウ平均株価は小幅に値上がりし12営業日連続で最高値を更新しました。
27日のニューヨーク株式市場は、トランプ大統領が国防費を大幅に増やすことやインフラ投資を積極的に行う方針を明らかにしたことを受けて軍事やインフラに関連する銘柄に買い注文が出ました。
このため、ダウ平均株価は、先週末より15ドル68セント高い、2万837ドル44セントで取り引きを終え、12営業日連続で最高値を更新しました。
これは1987年に13営業日続けて最高値を更新したのに続く30年ぶりの記録となります。
市場関係者は「利益を確定するための売り注文が出る一方で、トランプ大統領の政策への期待感は根強く株価を下支えしている。市場は28日に予定されているトランプ大統領の議会演説で税制改革などの具体策が示されることに期待している」と話しています。
-- NHK NEWS WEB