東京都心の4日の人出は、前の週から増加し、感染拡大前の5割から7割ほどの水準に戻っています。
NTTドコモは、携帯電話の基地局の情報をもとに、プライバシーを保護した形で、全国の人出のデータをまとめています。
それによりますと、東京都内の4日午後3時時点の人出は、1週間前の先月28日と比べると、
▽新宿駅周辺で21.9ポイント、
▽銀座周辺で17.3ポイント、
▽渋谷センター街周辺で14.9ポイント、
▽大手町周辺で10ポイント、
それぞれ増えました。
出勤する人の数が増えていることに加え、デパートなどの商業施設が営業を再開したことも影響しているとみられます。
4日の人出を、感染拡大前のことし1月中旬から2月中旬の平日の平均と比べると、
▽新宿駅周辺で28.2%、
▽銀座周辺で27.9%、
▽渋谷センター街周辺で36.5%、
▽大手町周辺で51.8%、
それぞれ減少しています。
人出は、感染拡大前の5割から7割ほどの水準に戻ったことになります。
このほか、先月25日に緊急事態宣言が解除された埼玉、神奈川、千葉、北海道の4日の人出は、感染拡大前と比べて、
▽大宮駅周辺で22.1%、
▽横浜駅周辺で21.5%、
▽千葉駅周辺で13.6%、
▽札幌駅周辺で16.5%、
それぞれ減少し、感染拡大前の8割前後の水準に戻っています。
-- NHK NEWS WEB