宅配大手のヤマトホールディングスは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で業務の負担が増しているとして、配送ドライバーなどグループの従業員およそ22万人に、1人最大5万円の見舞い金を支給しました。
会社では、外出の自粛によるネット通販の増加に伴って宅配便の数が増えていることに加え、感染を防止するための配送トラックや営業所の定期的な消毒などの業務で、従業員の業務負担が増しています。
このため会社は、グループ各社で働く正社員と契約社員、およそ22万人に、5月末に見舞い金を支給しました。
見舞い金は、フルタイムの勤務の場合、1人当たり原則5万円で、パートタイムの場合は、勤務した時間に応じた金額を支給したとしていて、総額はおよそ70億円に上るとしています。
会社は「感染の不安を抱えながらも物流を維持するために業務を続けた社員の貢献に報いるために支給した」としています。
-- NHK NEWS WEB