3年前、東京・台東区の介護サービス会社の社長が車で連れ去られ行方不明となっていた事件で、社長の知り合いの40代の元暴力団員ら合わせて十数人が監禁致死などの疑いで逮捕されていたことが、警視庁への取材でわかりました。警視庁は、逮捕者の供述などから、社長は連れ去られてまもなく死亡したと見て詳しいいきさつを調べています。
この事件は、3年前の平成25年1月、東京・台東区東上野の介護サービス会社の社長、金子竜也さん(当時48)が夜、会社を出たあとすぐに数人の男に取り囲まれ、車に押し込まれるのが目撃されたのを最後に行方不明となっているものです。
警視庁は、金子社長が何らかのトラブルに巻き込まれ連れ去られたと見て捜査を続けた結果、社長の知り合いで元暴力団員の廣瀬慶太容疑者(49)ら合わせて十数人が、社長を連れ去り死亡させたとして監禁致死などの疑いで逮捕していたことが、警視庁への取材でわかりました。
警視庁によりますと、逮捕された十数人のうち廣瀬容疑者が、金子社長と金銭トラブルになっていたということです。また警視庁は、逮捕者の供述などから、金子社長は連れ去られてまもなく死亡したと見て詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB