28日朝、熊本県益城町の九州自動車道で大型トラックが渋滞の車の列に追突し、60代の男性が死亡、ほかに1人が意識不明の重体になっています。警察が事故の状況を調べています。
28日午前7時半ごろ、九州自動車道の熊本インターチェンジと益城熊本空港インターチェンジの間の下り線で、大型トラックが渋滞の車の列に追突し、はずみで前の車が次々に衝突しました。
警察によりますと、衝突した車は合わせて5台にのぼり、最初に追突された車に乗っていた福岡県の警備会社社員、上津原善徳さん(63)が頭を強く打って死亡しました。
また、60代の男性が意識不明の重体となっているほか、7人が軽いけがをしました。
現場では、一番前で追突された別の大型トラックなどが激しく燃え、九州自動車道は9時間余りにわたって通行止めになりました。
警察が、最初に追突したトラックの運転手などから話を聞いて、事故の状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB